型紙をアレンジしてショートキュロットパンツを作成

毎度の事ですが、ボトムを作る機会の多い我が家ですみません。
これから暖かくなってくる季節に向けて、
アレンジ用に使い勝手の良い型紙というのがあります。

ゆったりしていて通気性の良いものが活躍するであろうこれからの季節ですが
お手持ちの型紙から少しのアレンジで使えるものはどんどん活用してみましょう。

こちらのキュロットはP-05(リラックスイージーパンツ)の型紙からアレンジしました。
(P-05はウエスト仕様は切替なしの折り返しの簡単なパンツの型紙です。
同封の説明書等には以下のアレンジの仕方は記載しておりませんのでご了承下さい。)

今回の見本はウエスト部分を広めのリブニットで切替にしていますが、リブ幅はお好みで決めます。
リブ切替にする場合や、切替ポケットへのアレンジに関しては
こちらも参考にして下さいね。
 ↓
ウエストリブ、切替ポケットアレンジ
 
前後のわたりの尖がっている部分を前パンツ側1~2cmほど、後パンツ側1.5~3cmほど出します。
股下丈を決めたら、内股のわたりの位置からそのまま垂直に線を引き直して裾幅を取ります。
この時わたり幅を大きめにすると裾幅を広くする事ができます。
(見本はわたり幅と裾幅を控えめに設定していますがこれもお好みで!)

同じ型紙を使って、スカート付のキュロットを作る予定だったので
こちらの型紙は全体的に少しづつ微調整はしてありますが、
キュロットパンツだけならとても簡単にシルエットを変える事ができるのでお試し下さいね。^^
(着用モデル 身長約129cm ウエスト52cm ヒップ64cm 型紙サイズ130cm使用)

見本のポケットはハンカチやティッシュを入れやすいよう大きめのものを脇に付けました。

P-14(130)-8.jpg

リラックスイージーパンツは股下がゆったりしているので
その他にも 膝下丈でカットして同色リブニットで切替て裾を少し絞ったり、
腰にヨークの切替を入れたり、
ポケットを増やしてカーゴパンツにしたりと・・・
元の型紙はシンプルですが、
使いやすい形なのでアレンジの幅がとっても広がる型紙です。^^ 

目次

型紙のアレンジ方法

P-05(リラックスイージーパンツ)の型紙から

図の修正ラインはサイズ130での寸法ですので、他のサイズでは若干寸法が違ってくるかと思います。
見本は大体この寸法で作成していますので参考にして頂けたらと思います。
全て出来上がり線で記載していますのでそれぞれ縫い代を付けて下さいね。

見本の脇のポケットは、上の製図のポケットの大きさプラスタック分4cmを取って付けていますので
少したるませて付いています。

もうひとつアレンジ

続いて、只今流行中のフリルスカートを次女(小4)に作ってみましたよ。
内側に上の型紙と同じキュロットが付いていて2重になっています。
最近、色んな雑誌やショップでよく見かけるティアード風のフリルスカートです。
P-14(130)-2.jpg

この記事を書いた人
ah-kon
  • もの創り」に関わることなら何でも好き
  • 形になっていく工程を見るのが楽しくて、今でも子供のようにワクワクする50代
  • 経歴 : 元アパレルパターンナー、布製品の商品企画、生産管理、チラシやパッケージ等の印刷物デザイン、自社サイト・ECサイト運営管理など幅広く経験
  • 趣味 : 旅行、温泉、岩盤浴、写真を撮ること
  • とりあえず今できることを楽しんでやってます


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